「降圧剤は飲まない」を選択。(家人の場合)
2014年 08月 12日
(夏目漱石や岡倉天心も食した羽二重団子屋さんで一服…)
久しぶりに家人の登場です。
数年前、血圧のことで「降圧剤を飲むか飲まないか」という決断を迫られたことがありました。降圧剤を飲み始めたら、ほぼ毎日飲むことになるのでしょうから、薬に対して毛嫌いしているわたしとしては反対しました。
しかし、家人の気持ちは大きく揺れたのでした。
「飲むべきか飲まざるべきか」
結局、医師とは疎遠になりながら(医師の提案にそむくということは、医師とは疎遠になることを意味するようですね)、飲まないほうを選んだのでした。
しかし、仕事もハードなこともあり、酒量が増えると、てきめんに血圧の数値に比例するので、家人の心配はつづいていました。
「なんとかならないのかなあ」とひとりごとがつづきます。一方、わたしの血圧は低い。上が100の数値を切ることもあるくらいなのですが、血圧に対して無頓着だし、あまり同情のなかったわたしは興味をもたなかったところがありました。
そんなある日のこと。
「なんとかならないのかなあ」という家人の言葉がこの日ばかりはふと耳に届きました。
「だったら、血圧が下がれば問題ないんじゃないの」という言葉が次の瞬間にはわたしの口をついて出ました。
すると、不思議なことにその次の日から、血圧が下がり始めたのでした。
生活態度も変わらないのに、適切な数値になり、それどころか一週間もすると109くらいになってしまったのです。
さすがにこんなに低くなったことは初めてらしく「血圧計が壊れたかもしれない」といいながら、もう一度測っています。でも、今度はもっと低くなったりする。
「おかしい」というので、わたしも測ってみることにしました。
すると上が106なので、正常。壊れていないのでした。
「このままだと、どんどん下がってしまう」と家人。
そこで、数日前にわたしが言った言葉に思いあたったのです。
「血圧が下がれば問題ないんじゃないの」
この言葉に従ったら、これからも数値はどんどん下がる一方ということになってしまいます。
「あらためて仕切りなおしてくれない?」
ということになり、上を130前後になるように設定しなおしました。
すると、ちゃんとそのようになるのです。
ほんとうに言霊(ことだま)ってあるのですね。
ただ、あまりお酒を飲みすぎたりしては、この数値は約束を守ってはくれないようです。
*降圧剤を飲んでいる方には、飲みつづけながら「血圧を下げる」というエネルギーを使うことはしない方がいいとおもいます。数日は並行してもいいとはおもいますが…。
エネルギーをお送りすると、すでに「血圧は下がっている」ので、降圧剤は飲む必要はないからです。それにも関わらず、飲み続けているとどんどん低くなるという結果になってしまいかねません。
このとき、このエネルギーを信頼していただき、降圧剤を止めるという決断は非常に勇気のいることなのかもしれませんね。
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